【新唐人2013年10月28日付ニュース】中国では教育の産業化によって、教育の現場が金儲けの場と化している。10月24日、河北廊坊東方職業技術学院の学生3000人が、高すぎる学食に抗議し、授業をボイコットした。
同学院では学食などが高い値段で売られ、お湯の使用も費用を徴収していた。また、以前は学外からの食事の持ち込みが許可されていたが、9月の新学期からは禁止となり、閉鎖的な管理方式に切り替わった。学院側は学生の外出や外部での寝泊まりを厳しく禁止していたが、ついに学生らの不満が頂点に達し、集団抗議へと発展した。怒った学生らは学校の正門の扉を壊し、食堂のテーブルやいすをひっくり返した。
9月14日にも、河南省の高校で高すぎる学食や物品販売に抗議し、生徒1000人が食堂や校内の売店、寝室の設備などを壊し、学校の主任に暴行を加えた。最終的に学校側が譲歩する結果となった。
(翻訳/坂本)